毎日幸せひとつ

好きなことを感じるままに

人の半分は優しさからできている

和菓子のアン 坂木司 著

読み終わりました。

 

やりたい事が見つからない女の子が、進学も就職もせず、とりあえず和菓子屋でバイトをすることから、様々な事を経験し感じ取り、成長していくとても暖かいお話でした。

最初は、主人公の甘ったれた考えが、少し引っかかりましたが、そんなに嫌悪感も持つことなく読み進めることができたのは、世界観が優しく暖かいからなのかなと思いました。

同じお店で働く、店長も男性社員もバイトの女の子も、皆個性強く、楽しい人たちで、

真面目に頑張る人が報われる、性善説で成り立っているお話は、大好きです!

嫌な人も出てこないし!!

和菓子の豆知識も知れて、お得感もあります。

 

毎日生きていれば、しんどい事や辛い事もある中で、平和と癒しを求めているので、

その点この本は読後感が幸せほっこりで、続編も出ているようなので、早めに購入したいと思います。

 

他の方の感想でよく見かけましたが、間違いなく読み終わった後は、和菓子が食べたくなります!!

明日、スーパーの向かいにある老舗和菓子屋に、買いに行っちゃいそうです。